「少しはアピールできたかな」STVV藤田譲瑠チマが2戦連続アシスト! 途中出場の悔しさも発奮材料に

日本人6選手が所属するシント=トロイデン(STVV)は現地3月31日、ベルギーリーグのプレーオフ2第1節でウェステルローとホームで対戦。ヤルネ・ストウカースの2ゴールで2-0の完勝を収めた。

勝利を決定づける2点目をお膳立てしたのは、72分に伊藤涼太郎との交代で途中出場した藤田譲瑠チマだ。ボックス内右でキープすると、巧みなステップで敵を翻弄。狙いすましたラストパスを供給し、これをストウカースが確実にフィニッシュした。

前節に続き、アシストをマークした藤田。試合後、自身のプレーを次のように振り返った。

【動画】藤田譲瑠チマがボックス内に侵入、鋭い切り返しからストウカースの2点目をアシスト!
「途中から出るのは、自分にとって悔しいことではあるので、そういった気持ちを見せようという姿勢で、いつも試合に臨んでいます。前回は自分のパスから、アブー(アブバカリ・コイタ)のスーパープレーで得点できて、今回も自分のパスから得点できたので、少しはアピールできたかなと思います」

次節は中4日でメヘレンと敵地で相まみえる。U-23日本代表MFは「どういう形で出場するかは分からないですけど、自分らしく頑張りたい」と気合を入れた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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