「第一に現場の声、動き踏まえ行動に移す」 佐々木淳副知事が就任会見で所信 論語やトヨタの「カイゼン」挙げ抱負 岩手

4月1日付で就任した岩手県の佐々木淳副知事が記者会見に臨み、「現場主義で仕事を進めていきたい」と決意を語りました

佐々木副知事は、県の課長時代に仕事の効率化を図るトヨタの「カイゼン方式」を学んだ経験から「第一に現地の声、現地の動きを踏まえて的確に政策を打ち行動に移していく」と述べました。
また、論語の「和して同ぜず」を引用して、若手の意見やアイデアを積極的に取り入れながら「それぞれの個性、強みを生かして、それらが総合化されて県勢そのものが発展していく」と語りました。
佐々木副知事は現在63歳で、岩手大学工学部を卒業した1983年に県庁に入庁し、ILC(国際リニアコライダー)推進局長、ふるさと振興部長を歴任し、2021年3月の退職後は再任用で県の理事を務めていました。佐々木副知事の任期は1日から4年間です。

© 株式会社アイビーシー岩手放送