名門復活が遠いチェルシー…OB激怒「役員連中がこのクラブを破壊した」「選手はスタミナも心も頭もない。もうウンザリだ」

現地時間3月30日に開催されたプレミアリーグ第30節で、11位のチェルシーは降格圏の19位に沈むバーンリーと対戦。相手は前半のうちに退場者を出しながら、2-2のドローに終わり、勝点2を落とす結果となった。

名門復活を目ざし、チェルシーは12位に終わった昨季を経て、超絶怒涛の大型補強を敢行。マウリシオ・ポチェティーノ新監督のもと再スタートを切ったが、中位から抜け出せず。

依然として厳しい状況が続くなか、英紙『The Sun』によれば、1996年から2001年にかけてスタンフォード・ブリッジでプレーしたフランク・ルブーフ氏が古巣を断罪。辟易した様子で「役員会の連中がこのクラブを破壊した。その現実を直視しなければならない」と言い放った。

「どうやって再建するんだ? 分からない。長い時間がかかるだろうね。何度も言ってきたし、同じ話を繰り返すのはうんざりだ...。頼るべき人、つまり経験豊富な選手がいない限り、何も築けやしない。アカデミーのチームを作ろうとする時に直面するのは、こういうことだ」

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批判の矛先は上層部のみならず、選手たちにも向けられた。56歳の元フランス代表DFは、傍から見ていてあまりに弱々しいメンタリティに雷を落とした。

「チェルシーの選手たちにはスタミナもなければ、心も頭もない。彼らはどうすればいいのか分からないんだ。プロフェッショナルではないし、このクラブを愛する人々に対してアンフェアだ。もうウンザリだ。10人のバーンリーが勝つべきだった」

このまま2年連続で、ボトムハーフでのフィニッシュとなってしまうのか。マンチェスター・シティとのFAカップ準決勝も残すなかで、シーズン終盤に意地を見せたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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