ピンクや紅色の花、風に揺られゆらゆら 3300平方メートルの畑でコスモス満開 沖縄・名護市

 【名護】標高が高いため地域で「天空の里」として親しまれている名護市天仁屋区(眞喜屋實浩区長)の通称「上大道(うえふどう)」の畑で、コスモスが満開になり、ドライバーや訪れる人らの目を楽しませている。

 約3300平方メートルの畑には24日、直径5~10センチの白、ピンク、紅色の花が風に揺られていた。区民らが1月上旬に種をまいた。

 参加した西島瑚波さん(緑風学園久志小1年)=写真右=は「花は今がいちばんきれい。8枚の花びらで、ピンクの花の中央は濃いピンク色になり、グラデーションがある」と話し、2歳になる山内みなとちゃん=同左=を花畑にエスコート。二人でうれしそうにコスモス畑で花を観察していた。

 眞喜屋区長は「今月に入って畑が満開になった。花を見学しに多くの人でにぎわった」と目を細めた。(玉城学通信員)

「ちょうどいいね」とコスモスを観察する西島瑚波さん(右)と山内みなとちゃん=24日、名護市天仁屋

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