普段、愛犬とどのような犬のおもちゃで遊んでいますか？ 「犬用おもちゃ」にはたくさんの種類がありますが、遊び方や使い方を間違えると思わぬ事故につながることもあります。

「犬用おもちゃの遊び方と注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生が解説します。

「犬用おもちゃ」はたくさんの種類がある

引用元：いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬のおもちゃにはさまざまな種類があります。どのおもちゃも愛犬と楽しく遊ぶことのできるアイテムですが、遊び方と注意点を知っておくことも大切です。

今回は、犬とボール、ロープ、布おもちゃ、知育トイで遊ぶ際の注意点についてみていきましょう。

①犬とボールで遊ぶ際の注意点

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ボールは犬にとって比較的口に入れやすく噛みやすい形をしています。このため、熱中しがちなタイプの犬がボールをボロボロに噛み砕いて食べてしまうケースをよくみかけます。このタイプの犬はボールでは遊ばせない方がよいでしょう。

また、ボールが小さすぎると口に入ったときに飲み込んでしまうリスクもあるので大きさにも注意したいですね。

②犬と布おもちゃで遊ぶ際の注意点

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犬が布製のおもちゃを誤食すると消化されずにそのまま消化管の中を通過します。小さいものであればウンチと一緒に出てきますが、途中で詰まってしまうと最悪の場合緊急手術が必要になるリスクもあります。

③犬とロープで遊ぶ際の注意点

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犬にロープを与える場合、ロープをかじって誤食をする可能性があるので注意が必要です。

また、ロープを使って人と犬が引っ張り合いをして遊ぶ場面もあるかと思います。このとき、犬がくわえているロープを強い力で引っ張ると思わぬケガの原因になるので気をつけましょう。

愛犬のストレスを発散させてあげることを目的に、適度に負けてあげるようにしながら力を入れすぎずに遊んであげるようにしてあげてください。

④犬と知育トイで遊ぶ際の注意点

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犬の知育トイはパーツが小さかったり数が多かったりすることが多いです。このため、誤食が起こりやすいおもちゃでもあることを常に意識しながら遊ばせるようにしましょう。また、愛犬が遊んでいる間、飼い主が目を離さないことも大切です。

犬のおもちゃの選び方

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愛犬を遊ばせるためのおもちゃ選びで迷ったら、さまざまな種類を試してみて、愛犬がどのような遊びが好きなのかを見つけてあげましょう。

犬用おもちゃを与える際の注意点としては、犬のおもちゃは全般的に誤食の危険があるため、丸呑みできない大きさや材質に特に注意しておもちゃを選んであげてください。

また、犬のおもちゃに壊れている箇所を見つけたら早めに補修をしたり取り上げるなど、おもちゃを誤食をさせないように見守り、定期的に入れ替えるなどの対策を立てておくとよいでしょう。

思わぬ事故を防ぐためにも、愛犬とおもちゃで遊ぶ際の参考にしてくださいね。

（監修：いぬのきもち獣医師相談室獣医師・原駿太朗先生）
取材・文／maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください