飲酒運転取り締まり強化へ 県警・新組織発足/千葉県

飲酒運転取り締まり強化へ 県警・新組織発足/千葉県

 飲酒運転の取り締まり強化へ、千葉県警が新たな組織を立ち上げました。

 県警本部では4月1日、飲酒運転の取り締まりを強化する新たな組織「特命広域捜査班」の発足式が開かれ、川口光浩交通部長が「スペシャリストとして、計画的に飲酒運転の取り締まりを推進してほしい」と訓示しました。

 捜査班は、交通機動隊員で構成され、飲酒運転の取り締まりに専従します。

 具体的には県内全域を24時間体制で警戒するほか、各地域の警察署と連携して検問を行ったり、後進の指導にあたったりするということです。

 県警によりますと、2023年1年間に県内で起きた飲酒運転による人身事故は116件で全国ワースト4位、このうち亡くなった人は6人で全国ワースト1位となっていて、高止まりの状態が続いています。

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