福島県会津若松市内で緊急時に自動体外式除細動器（AED）を貸し出す事業所195カ所が3月から、グーグルマップ上で確認できるようになった。地図上に目印を追加できる「マイマップ」の機能を活用した。スマートフォンなどを介して、いち早く貸出場所を検索できる。
市赤十字奉仕団の各分団が担当地区で貸し出し可能な事業所を一軒ずつ回り、賛同を得て一覧表にまとめている。3年ごとに情報を更新しており、今年度は鶴城分団で30カ所分、日新分団で19カ所分を作成した。
今回の取り組みでは、位置情報をはじめ、団員が確認した貸し出し対応時間、電話番号も地図上に表記した。市ホームページのAED貸し出し協力事業所一覧URLをクリックするか、QRコードを読み取るとマップを利用できる。
鈴木久子委員長は「奉仕団の活動が幅広い世代に広がってほしい」と話した。副委員長の吉田義子日新分団長、監事の本田規子鶴城分団長、市地域福祉課の白岩華さんがPRした。
