能登地震の被災地を応援 絵手紙にメッセージ 公立小野町地方綜合病院内のギャラリーに展示

展示されている絵手紙

 福島県小野町の小野絵てがみ愛好会(阿部君江会長)は1日から、能登地震の被災地に向けた応援メッセージを記した絵手紙を、町内の公立小野町地方綜合病院内にあるギャラリーに展示している。6月末まで。

 愛好会のメンバー12人が毎月開いている絵手紙教室で描いた作品で、14点を額に入れて展示した。作品には能登半島やサクラ、イチゴなど温かいタッチの絵とともに「がんばろう」「負けるな」「応援しているからね」などのメッセージが書き込まれている。「皆さんの心にも青空が戻りますように」という言葉と一緒に、黄色い菜の花と青い空が描かれた作品もある。

 病院の利用者からは「絵も素晴らしいが、添えられた言葉にも思いが込められている」などの声が寄せられたという。

 愛好会は、町内の町多目的研修集会センターで毎月第2金曜日に活動している。

絵手紙を通じて能登半島へのエールを送るメンバー

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