韓国で「最大野党が政党支持率で与党を上回り、その差がさらに開いた」という世論調査の結果が1日伝えられた。
韓国の世論調査機関「リアルメーター」が先月28～29日、満18歳以上の有権者1004人を対象に実施した 「3月第4週政党支持率調査」によると、最大野党「共に民主党」（民主党）は43.1％、与党「国民の力」は35.4％を記録した。
民主党は前回調査時より03％上昇し、与党は1.7％下落した。民主党は2週連続の上昇、与党は2週連続で下落し、両党の差はさらに広がった。
第3政党の支持率は、緑色正義党1.4％・改革新党4.5％・新しい未来3.6％・新進歩連合0.4％・自由統一党2.7％・進歩党1.6％などと集計された。
比例政党の支持率調査では、与党の比例衛星政党“国民の未来”が30.2％で、前回調査時より0.4％上昇した。つづいてチョ・グク（曹国）元法相率いる「祖国革新党」が1.8％上昇した29.5％、民主党の比例衛星政党“共に民主連合”は1.1％下落した19.0％であった。
一方、ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領の支持率は36.3％、不支持は60.7％と集計された。前回調査時に比べ支持率は0.2％下落し、不支持は0.6％上昇した。
