小林製薬「紅こうじ」で健康被害 高松市の50代の男性が体調崩し一時入院 知事「県ホームページで確認を」

小林製薬の「紅麹」をめぐる問題で、香川県で健康被害です。サプリメントを摂取した高松市に住む50代の男性が、体調を崩して一時入院していたことがわかりました。

高松市保健所と香川県によりますと、市内に住む50代の男性が小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」を約3週間摂取し倦怠感などがあったため、今年1月に病院を受診したところ、腎不全とわかり、約3週間入院したということです。現在は経過観察中だということです。

池田知事は県民に対し、「体に異常がある場合は、医療機関の受診とともに最寄りの保健所に相談してほしい」と呼びかけました。

(池田豊人 香川県知事)
「県のホームページで、自主回収となっている製品を確認いただいて、使用を中止するようお願いしたい」

香川県は「紅麹コレステヘルプ」の県内の流通先をホームページに掲載するなど、注意を呼びかけています。

© RSK山陽放送株式会社