覚醒剤14人、大麻13人、MDMAやコカイン3人 覚醒剤・大麻ともに初犯が増加 島根県で薬事犯検挙 高水準続く

島根県警は1日、県内における2023年の薬物事犯の検挙人数について発表しました。近年、全国の検挙人数が高い水準で移行する中、島根県でも高水準で移行しています。

島根県警組織犯罪対策課によりますと、2023年に薬物事犯で検挙したのは30人で、このうち14人が覚醒剤、13人が大麻、3人がMDMAやコカインなどの麻薬だったということです。

県内の検挙人数はこの5年間で、30人(2019年)→31人(20年)→28人(21年)→22人(22年)→30人(23年)と、高い水準で推移しています。

覚醒剤は30代から50代の検挙が多く、前年に比べて初犯・再犯ともに増加。一方、大麻は20代が多く、10代も1人検挙していて、初犯が増加したということです。

県警は、若者間での薬物の蔓延を危惧していて、ささいな情報でも最寄りの警察署などに提供するよう呼びかけています。

© 株式会社山陰放送