オークワ・災害時の和歌山県への救助物資無償提供さらに5年延長

大規模災害時に和歌山県へ救助物資の無償提供を行っている、和歌山市のスーパーマーケット大手・オークワは、きょう(4月1日)からさらに5年間、期間を延長することになりました。

オークワは、およそ45年前の創立20周年を機に、災害緊急備蓄センターを設置し、和歌山県内で災害対策本部が設置され、災害救助法が適用された場合に、オークワで扱っている食料品や衣料品、医薬品などを救助物資として無償提供するものです。

5年ごとに更新し、提供は1回につき最高で2千万円相当、期間中は1億円を限度に定めています。過去には、2011年秋の紀伊半島大水害の際に、パンや日用品などおよそ2千万円分の物資を提供しています。

先月末(3月)で期限を迎えたことから、オークワ側がさらに延長を県に申し出て、2029年3月末まで 続けられることになりました。

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