沖縄県豊見城市のDMMかりゆし水族館は1日、新たに「冷水魚」エリアを公開した。冷水魚は、一年を通して表面水温が15度以下の海域に生息する魚で、世界最大のカニ「タカアシガニ」など計7種類が展示されている。タカアシガニは胴体と足の長さを合わせると全長1メートルにもなるという。
冷水魚は他に、北海の大型軟体動物のミズダコ、深海の掃除屋と呼ばれるオオグソクムシ、逆立ちで泳ぐ珍魚サギフエなど。
同水族館の財津譲司展示部長は「寒い地域に住む生き物たちの姿を、沖縄の子どもたちにも見てほしい」と話した。(政経部・金城紅映)