子どもたちが振り袖やはかま姿の和装で臨む伝統の入学式 岩手・大船渡市

新たな年度を迎え岩手県大船渡市の綾里小学校では1日、県内のトップを切って入学式が行われました。新入生が振り袖やはかま姿で臨む伝統の入学式です。

振り袖やはかま姿の子どもたちが入学式の臨んだのは、大船渡市三陸町の綾里小学校です。こちらの小学校では、明治時代から毎年4月1日に入学式を行っていて、昭和40年代からは新入生が振り袖やはかま姿の和装で出席するのが伝統になっています。今年入学したのは11人で1人ずつ名前を呼ばれると元気な声で「はい」と返事をしていました。

(新入生は)
「楽しい気持ちです」
(小学校でしたいことは?)
「走ることがしたいです」

(保護者は)
「一番は嬉しいですね。元気にここまで育ってくれたというのが一番ですね」

入学式で子どもたちは「元気よくあいさつをする」、「友だちと仲良くする」、「命を大切にする」という3つの約束を校長と交わし8日から始まる小学校生活への期待に胸を膨らませていました。

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