期待と不安を胸に新入社員が社会人としての一歩 岩手県内の様々な企業で入社式 盛岡市

新年度を迎えた1日、岩手県内でも様々な企業で入社式が行われました。期待と不安を胸に新入社員たちが社会人としての一歩を踏み出しました。

岩手県交通・秋北バス・十和田観光電鉄の岩手・秋田・青森のバス会社3社でつくる「国際東北グループ」の入社式には、バスガイドや整備士、事務の業務にあたるあわせて19人が出席しました。式では岩手県交通の本田一彦会長が「焦ることなく仕事に慣れることからスタートしてほしい」と激励しました。そして各社の新入社員代表が決意の言葉を述べました。

(岩手県交通 北田かのん さん)
「お客様と対面するに当たって、より親身に接する人になりたいと思います」

新入社員たちはあすから各部署に配属され業務にあたります。

盛岡市のホテルで、新入社員の家族も参加し華やかな入社式を行ったのは、盛岡駅ビルフェザンなどを運営する盛岡ターミナルビルです。松澤一美社長は「地域の価値を上げていくことに全力を尽くしてほしい」と挨拶し、社会人のスタートラインに立つ19人を激励しました。式では、新入社員代表の佐藤凛さんが決意を述べました。

(新入社員代表 佐藤凛 さん)
「社会人として新しい門出を迎えたばかりの私たちですので、皆様のご指導、ご助言を頂きながらですが、一日一日を大切に着実に前進していきます」

多くの新入社員はおよそ3か月間に渡る研修を経て、7月1日に各職場に配属されます。

理容師や美容師の卵たちが踏み出す一歩です。県内を中心に理容室や美容室を展開する「ヒラトヤグループ」はきょう、新入社員34人が出席し盛岡市内のホテルで入社式を行いました。式で中村均社長は「信頼される社会人となり、地域の人に愛される理美容師になってください」と激励しました。

(新入社員は)
「無事、入社が決まって嬉しい気持ちもあるんですけど、新社会人になるので不安な面もある。これからしっかりと続けていければいいなと思っています」
(新入社員は)
「お客さんをいっぱい持てるような素敵な美容師さんになりたいです」

新入社員は3日に配属先の店舗で社会人生活のスタートを切ります。

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