【今季注目の有望株④】開幕戦でメジャーデビューを飾った選手たち

先週から遂にMLBの新シーズンが開幕し、日々熱戦が繰り広げられている。そんななかで注目されているのがプロスペクト(若手有望株)のメジャーデビューだ。超有望株ジャクソン・チョーリオ(ブリュワーズ)の開幕戦デビューが話題となったが、それ以外にも有望株が開幕戦でデビューを飾っている。

MLB公式サイト内でプロスペクトの情報を専門的に扱う「MLBパイプライン」のプロスペクト・ランキングで全体2位にランクしているジャクソン・チョーリオ(ブリュワーズ)が、雨天で1日遅れとなった3月29日(日本時間3月30日)のメッツ戦でメジャーデビューを飾った。敵地ニューヨークでの初回に打席に立ったチョーリオは、わずか20歳という若さで開幕戦の先頭打者としてデビューを果たした。

この日のチョーリオは3打数1安打1打点1四球1盗塁と見事な活躍を見せ、華々しいデビュー戦となった。

そのチョーリオよりひと足さきにデビューしたのは、全米開幕を前に韓国で開幕戦を迎えたプロスペクト・ランキング全体12位のジャクソン・メリル(パドレス)だ。マイナーAAA級を飛び越してメジャーデビューを飾ったメリルは「9番・中堅」でスタメン出場。開幕戦に20歳以下で中堅手としてスタメンでデビューしたのは、ケン・グリフィーJr.や東北楽天でもプレーしたアンドリュー・ジョーンズなど、レジェンドたちばかり。そんなメリルは、翌日の第2戦で3回に初安打をマークしている。

そして、全米開幕戦でデビューしたのが、プロスペクト・ランキング全体6位のワイアット・ラングフォード(レンジャーズ)と同22位のコルト・キース(タイガース)だ。

昨年のドラフト1巡目(全体4位)指名のラングフォードは、カブスとの開幕戦で「5番・指名打者」でスタメン出場し、6回の第3打席で初安打を記録した。

一方のキースはホワイトソックスとの開幕戦に「7番・二塁」でスタメン出場し、4回の第2打席で初安打をマークしている。

その後も続々と有望株がメジャーデビューを飾っている。これから、どれだけの選手がスーパースターへの道を歩むのか、無限の可能性を持った有望株のデビューをリアルタイムで見ることができるのは私たちの特権だ。

これからデビューが予定されているランキング上位のトップ・プロスペクトたちは、いつそのベールを脱ぐのだろうか。これもMLBの楽しみの1つ。有望株の初々しいデビューをしっかりと目に焼き付けておこう。

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