全国植樹祭に向け警衛対策課発足 県警、松山東署に繁華街対策課も

警衛対策課発足式で決意表明する池田哲也課長=1日午後、県警本部

 愛媛県警は1日、2026年に県内で開催される全国植樹祭に向けて警備部に警衛対策課を、松山東署には中心繁華街などでの犯罪抑止や迷惑行為取り締まりに当たる繁華街対策課を、それぞれ発足させた。

 本部で行われた警衛対策課発足式では、山浦親一本部長が「安倍元総理銃撃事件を引き合いに出すまでもなく、特定勢力や団体のみ警戒しておけば済む時代は過ぎ去った。あらゆる事態に備え、綿密周到な対策を練り上げ実行する必要がある」と訓示。池田哲也課長は「植樹祭警衛は県警にとって重要課題の一つで、準備に万全を期す」と決意表明した。各部門から集まった12人体制で、警衛計画策定や警察署や機動隊での教養、訓練に取り組む。

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