蓮舫氏がまたも“ブーメラン芸”披露…「機能性表示食品推進は安倍元総理の知人」投稿めぐり

立憲民主党の蓮舫参院議員が3月30日、自身のXを更新。

《機能性表示食品を規制緩和で推し進めた人物は安倍元総理の知人であり、今は大阪パビリオン総合プロデューサー、そして実現しなかった大阪発ワクチン開発の当事者でした。全てが繋がっています》

この投稿が“ブーメラン”だと話題になっている。

「蓮舫氏の投稿は立憲・杉尾秀哉議員の《機能性表示食品、大阪発ワクチン開発、大阪万博。全てが一つの糸でつながっています》という3月29日の投稿を引用したものです。機能性表示食品の紅麹サプリで健康被害が出ている小林製薬が、大阪万博の協賛企業だとする報道やツイートを基にしたものです。

この蓮舫氏の投稿にはXのファクトチェック機能である“コミュニティノート”が付けられており、『食品表示法案は当時の民主党含め全会一致で可決されたものであり、安倍政権下の自民党のみが推し進めたかのような表現は誤解を招く恐れがあります。なお、当ポストの投稿者である蓮舫氏も同法案に賛成票を投じています』と指摘されています。

自身が賛成していたにも関わらず、今になって『悪いのは安倍政権』だと言い張るのは、さすがに都合がよすぎます」(週刊誌記者)

また、杉尾氏の投稿にもコミュニティノートが付いており、「紅麹」問題はワクチン開発や大阪万博とまったく関連がなく「事実無根」だとバッサリ斬られている。

SNSでは

《蓮舫って何本ブーメラン刺せば気が済むんだろ(笑)》

《凄い!!コミュニティノートのバトンか?杉尾から蓮舫へと繋がれる絆 2人とも議員辞めて欲しいわ》

《杉尾ひでや議員は元々だが、蓮舫議員までも陰謀論にすがるしかないってあたりが、立憲民主党が終わってる団体だってことを示してるな…》

など、呆れる声が多数みられる。

「蓮舫氏はこれまで様々な発言や投稿などが“ブーメラン”だとされてきました。2022年11月には国会内で女性新人議員が写メを撮っていたことをSNSで批判。しかし自身は、2010年にファッション誌の取材で国会内で写真撮影をおこない問題となっていたことがあり、“大ブーメラン”だと話題になりました。

また蓮舫氏、杉尾氏ともにコミュニティノートの常連で、蓮舫氏の投稿にはこれまで少なくとも5回、杉尾氏の投稿には4回、コミュニティノートが付けられています」(同前)

食品表示法や機能性表示食品については、今後様々な議論が必要なことは言うまでもない。が、過去を都合よく忘れるのはいかがなものか。

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