小林製薬のサプリメント健康被害で注意喚起 中国消費者協会

 中国消費者協会は日本の小林製薬の「紅麹」成分入りサプリメントで健康被害が確認され、29日までに5人が死亡していることについて消費者に注意を促した。同協会が29日、公式サイトで伝えた。

 協会は次のように説明している。小林製薬(中国)有限公司の顧客サービスセンターとの電話で確認したところ、関係の製品は中国本土では販売されていない。しかし、インターネットや代理店、海外実店舗を通じて購入が可能だ。消費者の合法的権利・利益を守るため、次のように注意喚起する。関係の製品の服用を直ちにやめる。製品の回収に積極的に応じる。服用後、体に不調がみられるなら、直ぐに医療機関を受診する。健康食品は医薬ではなく、病気治療に使うことはできない。虚偽広告や誇大宣伝を信じない。〔東京3月30日発中国通信〕

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