キャサリン妃、ガン公表前にチャールズ国王とランチ

キャサリン妃、ガン公表前にチャールズ国王とランチ(C)Zeta Image

現地時間3月22日にインスタグラムでメッセージ動画を公開し、自らの口でがんを公表したイギリスのキャサリン皇太子妃。この前日21日に、やはりガンを公表しているチャールズ国王と個人的に昼食をとったそうだ。

Peopleによると、キャサリン妃は、彼女にとって義父にあたるチャールズ国王と、ランチの席で健康面に関する共通の経験について話を交わしたそうだ。昨年、ジョージ6世とエリザベス王妃にまつわる著作『George VI and Elizabeth: The Marriage That Saved the Monarchy』を出版したサリー・ベデル・スミスによると、妃と国王の間にはほかにも共通項があり、つながりがあるという。

「彼女は芸術的な物事に興味があり、アートや文化の真価を認め、国王とはアートを通じて親密な関係を築いていました」とコメント。「病気のことで、つながりは更に強くなったことでしょう。お互いに、安心と慰めをもたらしています」と述べているそうだ。

王室では1月17日(現地時間)、キャサリン妃がこの前日に予定していた腹部の手術を受けたことを公表するとともに、数時間差でチャールズ国王がこの翌週に、前立腺肥大の治療を受けることを発表。26日に国王が入院した際には、入院治療を続けていたキャサリン妃を見舞ったと報じられた。

国王はこの後2月にガンと診断され、「標準的な治療」を開始したと発表。前立腺肥大の治療のため入院した際に見つかったもので、早期発見だったとされた。

一方のキャサリン妃は、1月の入院後、およそ2週間の入院を経て、ウィンザー城の自宅で療養を続けていたが、先日自らの口でガンを公表。1月に手術を受けた後発見されたといい、予防的な化学療法を受け始めたところだとした。これをうけ王室は声明を発表。チャールズ国王は「キャサリン妃の勇気ある発言を誇りに思っている」としていた。

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