小林製薬の「紅麹」の成分が入ったサプリメントを摂取した広島県福山市の女性から健康被害の相談があったことが分かりました。こうした相談は広島県内で6人目です。
福山市保健所によりますと、市内に住む50代の女性は2023年6月から2024年3月中旬まで、「紅麹コレステヘルプ」を継続して摂取していました。
3月下旬、市内の医療機関で検査をしたところ、腎機能の数値は正常な範囲内だったものの、若干悪くなっていたため、3月29日夜、保健所に連絡したということです。今は特に症状はないということです。
また、県によりますと、同じ日、安芸高田市に住む60代の女性からも県の西部保健所に健康被害の相談がありました。腎機能障害のため一時、入院しましたが、現在は退院して通院治療中だということです。
小林製薬の「紅麹」成分を巡っては、これまでに広島市の2人、福山市の別の2人からも健康被害の相談があり、県内であわせて6人となりました。