虎に翼初回、なぜかブギウギの「梅丸少女歌劇団」トレンド入り

激動の時代、昭和に弁護士を志したヒロイン・寅子(伊藤沙莉)の人生を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。4月1日放送の初回では、寅子が口にしたことから話題となり、前作で登場した「梅丸少女歌劇団」がXでトレンド入りした。

同級生で親友の米谷花江(写真左、森田望智)と話す、ヒロインの猪爪寅子(伊藤沙莉)(C)NHK

昭和6年、東京で暮らす猪爪寅子(伊藤沙莉)は女学校の卒業を控えていた。父・直言(岡部たかし)と母・はる(石田ゆり子)からお見合いをすすめられるが、寅子は結婚することに納得できずにいた。

嫌々見合いに出て相手から断られることが続いた寅子。親友の花江(森田望智)から言われた「親不孝」という言葉にショックを受けた寅子は、「三度目の正直にする」とお見合いに挑む。しかし気合いが入りすぎた寅子は、見合いの場で喋りすぎてしまい、相手を怒らせてしまうのだった。

今回の放送では、見合いを嫌がる寅子がこっそりと大阪に行こうとし、母・はるから理由を聞かれて「入ろうと思って・・・。梅丸少女歌劇団に」と言い訳するシーンが描かれた。

前作『ブギウギ』のヒロインが活躍した劇団名が登場し、さらに寅子の父・直言がブギウギで「アホのおっちゃん」役として出演していたこともあり、SNS上は大盛り上がり。「ブギウギとつながった!」「さすがアホのおっちゃんの娘」「ちょっとうれしいサービスシーン」などの声が相次ぎ、X(旧ツイッター)では「#虎に翼」「梅丸少女歌劇団」などの関連ワードがトレンド入りしていた。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。4月2日放送の第2回では、兄・直道(上川周作)と花江の結婚が近づくなか、寅子はひょんなことから法律と出会う。

文/つちだ四郎

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