「静岡をPRできてうれしい」ももクロ百田夏菜子さんがPR大使に 富士山静岡空港15周年 周辺では新たな観光スポットの動きも

2024年で開港15周年を迎える富士山静岡空港。この節目の年の盛り上げ役として、「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子さんがPR大使に就任しました。百田さんは「たくさんの人に空港の魅力を伝えたい」と意気込みを語りました。

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<静岡県 出野勉副知事>
「よろしくお願いします」

<百田夏菜子さん>
「ありがとうございます」

3月31日、「富士山静岡空港開港15周年PR大使」に就任したのは、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバーで、浜松市出身の百田夏菜子さんです。

<ももいろクローバーZ 百田夏菜子さん>
「この度は、富士山静岡空港のPR大使に選んで頂き、誠にありがとうございます。地元の静岡のPRをできるということで、とてもうれしい気持ちでいっぱいです」

任期は1年間で、静岡県が制作するテレビCMやポスターなどに出演し、空港の魅力を発信していきます。

静岡空港は2009年6月に開港。当初は国内線・国際線あわせて5路線でしたが、現在は10路線まで増えています。

県によると、利用者は年々増加し、2019年度は過去最高となる約73万8千人を記録。その後、新型コロナの影響を大きく受けたものの、2023年度からは回復傾向となっていて、2024年度は年間74万人の利用を目標としています。

そんな中、周辺では新しい観光スポットを作る動きもあります。

<JAハイナン 岩堀真也さん>
「こちらがJAハイナンが手掛けている果樹園芸団地です」

吉田町では、JAが茶の耕作放棄地だった場所を利用し、フルーツ狩りができる観光農園の整備を進めています。地元の農家9人がイチゴ、ブドウ、レモンなどを栽培し、2年後のオープンを目指しています。空港から車で15分ほどの立地を生かし、インバウンド需要の取り込みを狙います。

<イチゴ農家 萬年一成さん>
「コロナも落ち着いて海外の観光客も増えてくると思うので、世界中から人が集まってくれたら」

静岡県は周年事業として、就航先でのイベントやキャンペーンを実施する方針です。

<ももいろクローバーZ 百田夏菜子さん>
「しっかりとたくさんの人に富士山静岡空港の魅力をお伝えし、たくさんの方に利用していただけるよう努めてまいりたいと思います」

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