3月30日、セルビア・ベオグラード行われた世界クロスカントリー選手権、この春、浜松市立高校を卒業し、アメリカの大学へ進学する澤田結弥選手(18)が出場し、日本チームの7位入賞に貢献しました。
世界クロカン、注目のレースは男女2選手ずつが交互に走って計8キロで競う混合リレー。アンカーを務めたのが、チーム最年少18歳の澤田選手です。
2024年3月、高校を卒業した澤田選手は全国屈指の高校生ランナーとして、母校を都大路出場へと導き、今後の活躍が期待されるダイヤモンドアスリートにも選ばれました。
<澤田結弥選手>
「いい友達、いい先生に出会えた。長距離はきつい種目ですが、練習とかも苦しいこと多いが、楽しい雰囲気でやってこれたのできついことも乗り越えることができた」
高校卒業後、シニアとしては初めてとなった世界クロカン。澤田選手は最後まで粘りの走りを見せ、見事、7位入賞に貢献しました。
<澤田結弥選手>
「世界で活躍する選手になる。オリンピックや世界陸上を目指してやっていきたい」
澤田選手は今後、アメリカのルイジアナ州立大学に進学します。世界陸上やり投げで金メダルに輝いた北口榛花選手から「早いうちに世界に出たほうがいい」という言葉に、背中を押されたといいます。アメリカの地で一回りも二回りも大きなランナーになることを願うばかりです。