リバティ・メディア、MotoGPとSBKの買収合意を発表。2016年にはF1も買収、2輪と4輪レース最高峰のオーナーが同一に

 4月1日、リバティ・メディアはMotoGPとWorldSBKを買収に合意したと発表。統括していたドルナスポーツの株式を約86%取得した。

 二輪レースの最高峰の『MotoGP』と二輪の市販車ベースレースの最高峰『WorldSBK』は、ドルナスポーツが運営。同シリーズの独占的な商業およびテレビ放映権を保有していた。

 そんななか、リバティ・メディアがMotoGPとWorldSBKの買収に合意したと発表。アメリカの企業であるリバティ・メディアは2016年にF1の買収合意を発表して2017年に買収を完了している。

2018年から使用されているF1のロゴ

 今回、ドルナスポーツの株を約86%取得して、ドルナは約14%を保有。42億ユーロで2024年末に買収を完了するようで、株式価値は35億ユーロとなる見込みだ。

 この契約により、ドルナスポーツとしては経営会社として続き、CEOのカルメロ・エスペレータは残り、経営陣とともに引き続き事業を運営していく。

 また、ドルナスポーツはMotoGP、Moto2、Moto3、MotoE、WorldSBK、FIM女子世界選手権(WorldWCR)を含む、オートバイレースシリーズの独占的な権利を保有している。

 これで四輪と二輪の最高峰レースとなるF1とMotoGPのオーナーが2025年から同一となることになった。

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