去年12月、広島県福山市のスーパーで発生した強盗事件に関与したとして逮捕された3人のうち、運転役とみられた男性が不起訴処分となりました。
工員の男性(52)はほか2人と共謀して、去年12月、福山市瀬戸町のスーパーに侵入し、レジにいたアルバイト店員(20)を脅して現金約52万円を奪った疑いで逮捕されました。
警察によりますと、男性は運転役でほかの2人が実行犯と見られていました。
男性は逮捕時の取り調べで「たぶん僕じゃないと思います」と容疑を否認していました。
広島地検福山支部は3月27日付で男性を「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として不起訴処分にしました。
検察は実行犯とみられる2人については強盗と銃刀法違反の罪ですでに起訴しています。