「ノーチャンスだ…」日程面に大きな違い、ペップは嘆きもマドリー指揮官は冷静「これがフットボールだ。試合に影響はない」

レアル・マドリーのアンチェロッティ監督が、マンチェスター・シティのグアルディオラ監督の“魂の叫び”に反応した。世界的に著名なファブリツィオ・ロマーノ記者が伝えている。

マドリーとシティは、チャンピオンズリーグの準々決勝で相まみえる。第1レグは現地時間4月9日にスペインで開催されるなか、注目を集めているのが、対照的な試合間隔だ。

両者は3月31日に代表ウィーク明けの試合を消化。その後、マドリーは試合がなく、中8日と休養十分で大一番に臨むのに対し、シティはその間にアストン・ビラ、クリスタル・パレスと戦い、中2日で敵地に乗り込むのだ。

日程面で大きなハンデを負い、グアルディオラ監督は「我々は(水曜日の)20時15分にアストン・ビラ、土曜日の12時半にクリスタル・パレスと対戦する!そして火曜日にマドリードに行く。マドリーには9日間の準備期間がある。9日間だよ!私にあと1日くれ。この差は大きい。ノーチャンスだ...」と嘆いた。

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一方で、アンチェロッティ監督はいたって冷静だ。泰然自若とした様子で「これがフットボールだ」と言い放った。

「シティ戦の準備期間が9日間あり、満足している。我々には小さなアドバンテージがある。しかし、それが試合に影響したりはしない。準備の時間はあるし、ベストを尽くすよ」

なお、イングランドで行なわれる第2レグは4月17日。こちらはともに中3日と同じ条件だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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