外国人がびっくり!「なんであんなところに、、、!?」→ 玄関にある【日本ならではのモノ】とは!?

日本では馴染みのある盛り塩。個人宅や店舗の玄関あたりに置いてあるのを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。今回は私の友人A子のアメリカ人夫から聞いた、盛り塩の習慣や意味に驚いた話をご紹介します。

盛り塩との出会い

A子のアメリカ人夫が、A子の実家を訪れたときのことです。

両親と一緒にお寿司屋さんへランチに行ったあと、近くの有名観光地を軽く散策してから仲良く帰宅。その日の夕方には飛行機に乗ってアメリカへ帰る予定だったので、家でお茶をしてから空港に向かうことにしました。

A子の母親とハグを交わし家を出る際、ふと目をやった玄関の片隅に、砂糖のような塩のような白いものが小さな皿の上に盛られているのを発見したアメリカ人夫。よく見ると、庭にもところどころ白いものが置かれていました。

盛り塩が気になるアメリカ人夫

アメリカ人夫が盛り塩を見て「なんでこんなところに塩? 砂糖? が……。」「これはいったい何なんだ?」と不思議そうにしていると、「これは盛り塩と言って、厄除けの意味があるのよ」とA子の母親が教えてくれました。

塩を料理以外に使うのを初めて見たアメリカ人夫はびっくり。アメリカにはない習慣だったため、興味深そうに聞いていました。

また別の盛り塩に大興奮

最寄り駅までA子の父親に車で送ってもらったA子夫婦。父親と別れたあと、A子が買いたいものがあったため、近くの雑貨屋さんに寄りました。すると、アメリカ人夫はそこでまた盛り塩を発見して大興奮!

しかし、雑貨屋さんに置かれていた盛り塩は、A子の実家に置かれていた盛り塩とは少し異なる様子。先が尖った山のような形の塩で、綺麗に整えられていました。これまた不思議に思ったアメリカ人夫。

「なぜ形が違うんだ!」と気になった夫はA子に説明を求めたのですが……。限られた時間で欲しいものを探すのに必死だったA子には、「ちょっと分からない!」と素っ気なく言われてしまいました。

自分で調べるしかない!

アメリカ人夫はA子が必死になって買い物をしている間、自分で盛り塩の形の意味をネットで調べることにしました。

そして、店舗に置く盛り塩はお客様を呼ぶための縁起物だということを知り、妙に納得。盛り塩は山型にしたり、円錐にしたりと何種類かあることも知りました。「盛り塩って面白い習慣だな」と思ったアメリカ人夫でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K

© 株式会社ファッションニュース通信社