合併から20年「紙のまち」飛躍誓う 四国中央市が入庁式

四国中央市発足20周年記念事業テイクオフイベントを兼ねた入庁式で、思いを込めた紙飛行機を飛ばす職員=1日午前、四国中央市三島宮川4丁目

 愛媛県内70市町村が20市町に再編された「平成の大合併」が本格化して20年となる2024年度、04年4月に4市町村が合併して出発した四国中央市の入庁式が1日、同市三島宮川4丁目の市福祉会館であった。今年の式は、年間を通して続く記念行事のテイクオフイベントにも位置づけられ、新規採用職員41人を含む市職員約300人が出席。「日本一の紙のまち」のさらなる飛躍を誓った。

 式典では、新規採用職員に手すき和紙を使った辞令を交付。市を代表するイベント「書道パフォーマンス甲子園」で22年からアンバサダーを務める青柳美扇さんが、市制20周年のキャッチコピー「感謝、そして未来へ」を揮毫(きごう)して披露するなどした。

 四国中央市は04年4月1日、川之江市、伊予三島市、土居町、新宮村の4市町村が合併して発足した。

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