「紅麹」成分入りのサプリメント摂取 関連疑いの患者を新たに7人確認 うち1人は入院治療=静岡県

小林製薬の「紅麹」成分が入ったサプリメントを摂取し、健康被害が相次いでいる問題で、静岡県内で関連が疑われる患者が、4月1日、新たに7人確認されたことが分かりました。

静岡県によりますと、紅麹の関連が疑われる患者は、県の管轄で新たに2人、静岡市で4人、浜松市で1人の計7人確認されました。このうち、県の管轄で確認された1人は、入院が必要な治療を受けたということです。

患者はいずれも、小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」を摂取していて、静岡県内ではこれまでに、関連が疑われる患者が計16人確認されています。

大阪市が小林製薬に回収を命令した対象の食品は、紅麹コレステヘルプ(機能性表示食品)、ナットウキナーゼさらさら粒GOLD(機能性表示食品)、ナイシヘルプ+コレステロール(機能性表示食品)です。

静岡県は、これらの製品を購入した人は直ちに使用を中止し、体調不良を感じた人は、医療機関を受診のうえ、最寄りの保健所に相談するよう呼びかけています。

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