紅こうじ健康被害 茨城県内で新たに3人 手足むくみ

茨城県庁=水戸市笠原町

小林製薬(大阪市)の「紅こうじ」を使ったサプリメントの摂取を巡り、茨城県は1日、県内で新たに3人の健康被害の疑いが判明したと発表した。死者はいない。県内の健康被害が疑われる人は死者1人を含む計7人となった。

県によると、新たな事例のうち、50代女性は手足のむくみを訴え医療機関を受診予定。先月29日、本人が保健所に相談した。

残る2人は1日に大阪市から情報提供があり、保健所が調査した。60代男性は手足にむくみがあり、医療機関に通院中。もう1人は本人の調査協力が得られず、性別や年齢、摂取歴、症状などは不明。

50代女性と60代男性は、いずれも同社のサプリ「紅麹コレステヘルプ」を摂取していた。期間は女性が昨年8月~今年3月、男性が今年1~3月だった。

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