広島県の篠田新教育長 「現場の声に耳を傾ける」

広島県の新しい教育長に就任した篠田智志氏が会見し、「現場の声に耳を傾ける」と抱負を語りました。

■篠田智志教育長

「現場からの声に耳を傾けて、よくコミュニケーションをとりながら教育行政を進めていきたい」

篠田智志新教育長は、学校の教諭や子供たちの声を聞いて施策を進めていく考えを強調しました。

また、力を入れて取り組む問題として「子どもの自殺の問題」や、「教職員の働き方改革」を挙げました。

一方、前の教育長が「官製談合防止法違反」の指摘を受けたことについては、「法令順守の原点に立ち返る」とした上で、職員がものを言いやすい環境を整える考えを示しました。

また、公立高校の入試制度に導入された「自己表現」は、今後も続けていくとしています。

(2024年4月1日放送)

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