負傷交代の久保建英、右ハムストリングの怪我は軽傷か。早ければ次戦復帰の可能性にスペイン紙が言及

どうやら深刻な怪我ではないようだ。

レアル・ソシエダの久保建英は3月31日に行なわれたラ・リーガ第30節のアラベス戦(1-0)で、右ハムストリングを抑えてピッチに座り込み、44分で途中交代となった。

状態が心配されるなか、スペイン紙『AS』が4月1日、最新の情報を伝えた。

「彼は筋肉に何らかの違和感を感じたため、原則として深刻なものではなかったが、予防措置として交代した」

同紙はベンチに下がった点についてそう綴り、「幸いなことに、基本的には重い怪我ではなく、4月14日のアルメリア戦には出場できるはずだ。実際、スビエタ(練習場)ではすでに治療が始まっている」と報じている。

【画像】負傷してピッチに倒れ込んだ久保
記事は「筋肉の違和感というのは特に深刻なものではなく、筋肉の損傷を受けていないことを示している。彼はラ・レアルのメディカルスタッフによってスビエタでチェックを受けており、故障の程度を正確に知るためにはさらなる医学的検査が行われる必要がある」と伝え、こう続けている。

「しかし最も重要なことは、彼がわずかな違和感を感じているだけであり、すでにレアル・ソシエダの理学療法士による治療を開始しているということだ。この数週間で何も問題がなければ、次の試合である4月14日のアルメリア戦までに回復しなければならない。2週間試合がないという事実は、問題なく回復するうえで有利に働く」

不幸中の幸いか、コパ・デル・レイの決勝が開催される今週末にリーグ戦は組まれておらず、記事の通りソシエダの初戦は14日のアルメリア戦だ。AS紙の見立ては、ここでピッチに立てる可能性もあるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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