アトレティコ・マドリーは1日、ラ・リーガ第30節でビジャレアルとのアウェイ戦に臨み、2-1で競り勝った。
代表ウィーク前の前節、バルセロナに完敗して連敗となった5位アトレティコ(勝ち点55)は、代表戦出場を回避したグリーズマンが先発。デパイ、リケルメと共に3トップを形成した。
10位ビジャレアル(勝ち点38)に対し、アトレティコは7分、グリーズマンのスルーパスでボックス内に侵入したリーノが決定的なシュートを放つもGKヨルゲンセンの好守に阻まれる。
それでも2分後に先制する。リケルメの左CKからヴィツェルのヘディングシュートが決まった。
先手を取ったアトレティコは17分、デパイの右クロスからM・ジョレンテのボレーが枠を捉えたが、GKヨルゲンセンの好守に再び阻まれる。
その後も主導権を渡さないアトレティコは32分にリケルメの際どいミドルで牽制した中、42分のピンチではCKの流れからルーズボールをジェラール・モレノにシュートに持ち込まれたが枠を外れ、1点のリードで前半を終えた。
しかし迎えた後半、開始5分に追いつかれる。ペナルティアーク中央からセルロートにミドルシュートを決められた。
その後もペースを掴めないアトレティコは66分、グリーズマンとデパイに代えてモラタとアンヘル・コレアを投入。
73分にはボックス左に侵入したモラタが枠内シュートを放つもGKの正面に。さらに80分、バリオスのヘディングシュートでゴールに迫った。
押し込むアトレティコは途中投入の2選手によって決勝点。87分、アスピリクエタのポストプレーからボックス中央のサウールがコントロールシュートを流し込んだ。
これが決勝点となってアトレティコが勝利。連敗を止め、4位に浮上している。