日本人コンビの活躍でカブスがホーム開幕戦勝利 今永昇太は6回無失点9Kデビューで1勝目

○ カブス 5-0 ロッキーズ ●
<現地時間1日 リグリー・フィールド>

日本人コンビの活躍によりカブスがロッキーズとのホーム開幕戦に勝利。今永昇太投手(30)はMLBデビュー戦で初勝利。鈴木誠也外野手(29)は「2番・指名打者」でフル出場し、先制点に繋がる安打を放った。

ホーム開幕戦でMLBデビューとなった今永は、2番ロジャーズから初三振を奪うなど初回を三者凡退。フォーシーム、スプリット、スライダーが冴え渡り、5回2/3まで無安打投球。6回表二死、ロッキーズ打線が3巡目に入ったところで2安打を許すも、最後は3番ジョーンズを空振り三振に仕留め、6回無失点、9奪三振でデビュー戦を終えた。

直後の6回裏、先頭のイアン・ハップが安打で出塁すると、3打席目の鈴木が右前安打でチャンス拡大。一死の後、4番クリストファー・モレルが左前安打を放つと、左翼手ジョーンズが打球を後逸。フェンス際まで転がる間に打者走者モレルもホームへ生還し、3点を先制。今永に勝利投手の権利が発生した。

7回裏には二死満塁から3番コディ・ベリンジャーの2点適時打で追加点。7回からは中継ぎのエンシー・アルモンテとドルー・スマイリーが無失点に抑え、カブスがホーム開幕戦を勝利で飾った。

今永は6回92球を投げ、2安打、無四球、9奪三振、無失点。MLBデビュー戦で初勝利を挙げた。鈴木は3打数1安打、1四球で2試合連続安打をマークした。

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