元日本代表DFの内田篤人氏 入社式で登場…国立競技場の〝ピッチ問題〟をどう見た?

国立競技場で行われた「LIXIL」の入社式に登場した内田篤人氏

名手の見解は? 元サッカー日本代表DF内田篤人氏(36)が1日、東京・国立競技場で行われた大手住宅設備メーカー「LIXIL」の2024年度入社式にゲストとして出席。約430人の新入社員へ激励のメッセージを送った。

その国立競技場といえば、かねて懸念されているのがピッチの状態だ。昨年の冬から今年にかけて、サッカーやラグビーなど数多くの試合が組まれたことで芝の生育に悪影響を及ぼしており、SNS上などでも大きな話題を呼んでいた。ただ、3月ごろからは芝の状態も回復傾向にある。

内田氏は現在のピッチの状態について「見た感じ全然キレイ。国立は季節や試合数などの問題もあって難しい部分もあるけど、大丈夫だと思う」と太鼓判。さらに現役時代、ドイツのシャルケなど海外でもプレーをしていた経験を踏まえながら「僕もいろいろな競技場でやってきたが、日本で悪いと言っても、世界的に比べたら問題はない。海外では、もっと悪い環境のところもある。全然プレーできる」と力説した。

今後も国立ではJリーグや陸上、ラグビーなどの大きなイベントが多く組まれているだけに、引き続き芝生の状態に注目が集まる。

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