「尼神インター」コンビ解消の裏に誠子の“美への目覚め”…元アジアン隅田美保はブスいじり許せず解散

誠子(本人のインスタグラムから)

3月末日で、お笑いコンビ「尼神インター」の約17年間の活動に終止符を打ち、吉本興業を退社しフリーとして歩み始めた誠子(35)。ファンを驚かせた突然のコンビ解散は具体的な経緯が明かされていないことから、吉本で活動を続ける相方の渚(39)との不仲説などが囁かれているが、独り立ちした誠子には別の異変があったという。

尼神インターは「不細工な誠子が輝いて見えた」と渚にスカウトされ、2007年9月に結成。ネタ担当の誠子と渚による漫才やコントがウケて人気コンビとなったが、ここ最近はコンビでの活動がめっきり少なくなっていた。

「それぞれがピンで活動していくのは、活動歴の長いコンビの宿命と言えますが、尼神の2人は方向性の違いが段々顕著になっていました。特にここ最近はルッキズムへの批判もあり、お笑いでもブスいじりがしづらくなっている中で、誠子が美に目覚め、昨年20キロの減量に成功するなど激変。ネット記事やSNSに“きれいになった”“顔が小さくなった”“誠子さん、かわいい”とたびたび書かれていることに気をよくしたようで、ますますのめり込んでいった。こうなると、ヤンキーキャラの渚とブスキャラの誠子による笑いが維持できなくなるのも当然のことでしょう」(お笑い関係者)

解散発表の際、渚は《偶然同じ時代に生まれたモノ同士、これからも気が向いた時があれば、思い出して頂いたり記憶に残して頂いたり様子を伺って頂けると、やる気の糧になります お互い支え合えたらええなぁと思ってます》とコメント。

「婚活に響く」と激怒

誠子も3月29日にインスタグラムストーリーズで、《吉本退所の発表をして一番初めにお仕事依頼してくれたのは吉本でした》と明かしているように、関係悪化による解散や退所ではないことがわかる。

今回の尼神インターの解散に近いと言われているのが、21年6月のお笑いコンビ「アジアン」の解散。アジアンは、隅田美保(48)と馬場園梓(43)が02年にコンビ結成。約5歳の年齢差や20年近い活動歴も尼神インターとの共通点だが、アジアンの2人も笑いに関するすれ違いが囁かれていた。

「M-1グランプリで女性同士のコンビ初の決勝進出など、実力者の2人でした。現在女優に転身している隅田は『吉本べっぴん・ぶちゃいくランキング』の『ぶちゃいく部門』で3年連続1位になるなどしていましたが、一時芸能活動休止の理由としていた婚活に響くとブログにも綴り、ブスいじりを本気で嫌がったことが大きかった」(前出・お笑い関係者)

お笑いを辞めたい隅田を馬場園がずっと引き止めていたが、性格が真面目な隅田は、それ以上割り切れなかったという。

「隅田はインスタに投稿していますが、今やクールビューティー系の女性になっていることがわかります。本人のセルフイメージはお笑い時代ではなく、現在の姿だったのでしょう」(芸能ライター)

ブスキャラで一世風靡したとはいえ、その苦悩は本人たちにしかわからない。もはや見た目で笑いを取る時代ではなくなっている。

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