今治で恒例の海上自転車競走大会 若者の脚に期待 造船企業などが高校生ら支援へ

2023年度の大会で自転車を走らせる参加者(撮影・武田泰和)

 愛媛県今治市で毎年開かれている、フロートに載せた自転車をこいで進む海上自転車の競走大会に参加する高校生らを支援しようと、市内の造船・舶用企業が中心となり、新たな取り組みに乗り出す。技術・資金面でのサポートを通じて海事産業の魅力を発信し、人材確保にもつなげたい考えだ。

 大会は実行委員会が2015年度、今治城内堀(同市通町3丁目)で始めた。当初は決められた艇で個人戦と団体戦で競っていたが、16年度から自作部門を追加。工業系高校と高等専門学校の参加が定着した。

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