「とてもわくわくしています」女子テニス注目株の本玉真唯が安藤証券と所属契約を締結!<SMASH>

株式会社安藤証券は4月1日、女子テニス選手の本玉真唯(世界ランキング120位)と所属契約を締結したことを発表した。

現在日本女子選手のなかでは日比野菜緒(同80位)に次ぐ2番手につける24歳の本玉は、日本女子テニス界期待の選手。4歳でテニスを始めると瞬く間に才能を開花させ、2015年には「世界スーパージュニア」も制するなどトッププジュニアとして名を馳せた。そして18年5月に満を持してプロ転向を果たすと、19年には「全日本選手権」で初優勝。22年のウインブルドンでは予選を経て初の四大大会本戦初出場を果たし2回戦へ進出した。

昨季序盤は下部ツアーで1勝した以外はなかなか結果が出ず苦しんだが、シーズン後半になって調子を上げ、WTA250の「ジャパン・オープン」でベスト4入り。WTA500の「東レPPO」では予選を勝ち上がって本戦2回戦に進み、イガ・シフィオンテク(ポーランド/当時2位)と接戦を繰り広げるなど存在感を放った。

そして迎えた今季、1月の「全豪オープン」本戦出場をはじめ、3月には四大大会に次ぐグレードを誇るWTA1000の「BNPパリバ・オープン」で予選を突破。本戦2回戦進出を果たし自己最高ランキングを106位へと押し上げた。
今回の所属契約締結に際して本玉は「この度、安藤証券株式会社所属として活動させていただくことになりました。安藤証券株式会社様と共に世界で戦っていけることに、とてもワクワクしています。そしてこのご縁に感謝し、目標に向かって日々努力して参ります。これからも、ご声援のほどよろしくお願いいたします」とコメントしている。

近年、低迷が危惧されている日本女子テニス界にあって本玉には大きな期待がかかっている。それだけに新たなパートナーを得た注目の24歳が、さらなる進化を遂げることを期待したい。

本玉真唯(ほんたままい)/1999年8月30日生まれ。東京都町田市出身。右利き/バックハンドは両手打ち。試合を通して運動量が落ちない豊富なスタミナと俊敏なフットワークを駆使して高い守備力を発揮し、高精度のストロークで逆襲してポイントを奪う。四大大会本戦は、22年のウインブルドンと24年の全豪オープンに出場。昨年11月の女子国別対抗戦BJK杯では、チームに貴重な1勝をもたらし勝利に貢献した。自己最高ランキング106位(24年3月18日付)

構成●スマッシュ編集部

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