小林製薬の紅麹(べにこうじ)を使ったサプリメントを巡る健康被害問題で、商品に関連した健康相談が1日夕時点で、県管轄の保健所に1件あったことが県への取材で分かった。県内の保健所への健康相談は計2件となった。
県によると、相談者はサプリメントを摂取したことがあり、体調に不安を感じているという。保健所は医療機関の受診を促した。
内堀雅雄知事は1日の定例記者会見で「万が一、体調が悪くなった場合は医療機関を受診するか、最寄りの保健所に相談してほしい」と注意を呼びかけた。県はホームページに相談窓口や注意を促す情報を掲載している。