「没落した日本のエースが完全復活」今季7点目の南野拓実、“2年目の激変”に韓国メディアが驚嘆!「昨季は絶望的だったが...」

2年目の“激変”ぶりに隣国も注視している。

3月30日に開催されたリーグ・アンの第27節で、南野拓実を擁するモナコはメスと敵地で対戦。5-2の圧勝を飾った。

この一戦でゴ―ルラッシュの口火を切ったのが南野だった。開始4分、左サイドからエリエス・ベン・セギルが送り込んだグラウンダーのクロスをボックス内で収めると、素早く反転。振り向き様に右足のシュートを叩き込んでみせた。

【動画】南野拓実が華麗なターンからニアぶち抜き弾
日本代表MFはこれが今シーズンの7点目。アジアカップから帰還後も好調を維持しており、二桁得点も視界に入ってきた。

そんな29歳の活躍に注目したのが韓国のスポーツメディア『Sportal Korea』だ。「没落した日本のエースが完全復活に成功。すでに7ゴール・5アシスト。再びビッグクラブに挑戦」と見出しを打った記事を掲載している。

同メディアは、不調に喘いだ昨シーズンについて、「モナコでの彼のパフォーマンスは絶望的だった。時々交代で出て印象的な姿を全く見せられないまま、リーグ18試合で1ゴール・3アシストという散々な成績だった」と回想。今季の復調ぶりをこう綴っている。

「ミナミノは昨シーズンとは異なり、監督交代のおかげで彼に合う戦術に変わり、生き残れる最適な環境が作られた。彼はシーズン初めのような姿こそ見せていないが、チームの攻撃を担当し、リーグ24試合で7ゴール・5アシストを記録している」

記事は「この試合(メス戦)で勝利を記録し、モナコはリーグ3位を守った。残り7試合という状況でリーグ2位のブレストと勝点1差となっている。ミナミノは残りの試合でチームを引き上げると、次のシーズンにビッグクラブに再挑戦する機会を得られる」と締め括っている。

ビッグクラブ行きを望んでいるかはともかく、南野の華麗な復活劇には、ライバル国も興味津々のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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