伊藤沙莉が主人公・猪爪寅子を演じるNHKの朝ドラ、個人視聴率は9.3％
俳優の伊藤沙莉が主人公・猪爪寅子を演じるNHKの連続テレビ小説『虎に翼』（月～土曜午前8時）の第1回が1日に放送され、関東地区の平均世帯視聴率が16.4％（個人9.3％）だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。前作『ブギウギ』の16.5％（個人9.4％）を0.1ポイント下回ったものの、22年度後期『舞いあがれ！』16.3％、23年度前期『らんまん』の16.1％を上回るまずまずの好スタートと言えそうだ。
物語は日本で初めて法曹界に飛び込んだ女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決される爽快感も味わえるリーガルエンターテインメント。
SNSでは第2回が放送されたこの日も「面白い」「楽しい」「沙莉ちゃんいいね」「役に合った伊藤沙莉のキャスティング」「重苦しくなくていい感じ」といった高い評価の声であふれていた。そんな声が示すように伊藤の持つ元気とパワーが演じる主人公・寅子と一体化しているように感じる。小気味いいテンポも生み出している。これから毎朝、視聴者に元気を届けてくれる気がする。
◯近年の朝ドラ初回の関東地区の平均世帯視聴率は下記の通り。
19年度前期『なつぞら』 22.8％
19年度後期『スカーレット』 20.2％
20年度前期『エール』 21.2％
20年度後期『おちょやん』 18.8％
21年度前期『おかえりモネ』 19.2％
21年度後期『カムカムエヴリバディ』 16.4％
22年度前期『ちむどんどん』 16.7％
22年度後期『舞いあがれ！』 16.3％
23年度前期『らんまん』 16.1％
23年度後期『ブギウギ』 16.5％
24年度前期『虎に翼』 16.4％
※視聴率はビデオリサーチ調べENCOUNT編集部
