バスの運行状況 スマホで確認! 長崎バスがシステム開始 デジタル停留所も導入

長崎バスのバスロケーションシステムの画面

 長崎自動車(長崎市、長崎バス)は1日から、路線バスの運行状況をスマートフォンで確認できる「バスロケーションシステム」の運用を開始した。停留所へのバスの接近や遅延状況をリアルタイムで知ることができる。市内を中心に計36カ所には、運行情報を画面に表示するデジタルバス停を導入した。
 ロケーションシステムは、長崎バスの公式サイトからアクセス。利用者がバス停を選択し、そのバス停に向かっているバスの現在地や到着予定時間、混雑状況を表示する。バス停は名称から検索できるほか、利用者の現在地や地図上、系統からも探せる。よく利用するバス停を「MYバス停」として登録することもできる。
 デジタルバス停は55インチを市内の▽宝町(長崎駅行きと北部行き)▽原爆資料館(北部行き)▽住吉(同)▽道の尾(同)▽栄上・三和地域センター-の6カ所に、32インチを郊外を中心に30カ所設置した。

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