多い?少ない?昼食後の歯磨き、外出先で「する」が4割弱に お口の悩みについての調査結果

気をつけているはずなのに…と気になってしまうお口の悩み。他にも食後や対人関係などで気を使う機会が多いだろう。そこで株式会社サラヤ株式会社が全国の20~50代男女500人を対象に「口腔(こうくう)内」の事情について調査を行った。

多くの人が悩んでいる口内のトラブルとして、「歯垢(しこう)・歯石(39%)」、「歯の黄ばみ・くすみ(37%)」といった見た目の要素が上位となった。これに続いて多かった悩みとしては「口臭(30%)」「虫歯(29%)」「歯周病(25%)」などが挙がり、実に4人に1人以上が歯周病に悩んでいることがわかった。

歯の治療だけでなく、歯ぐきなど口腔(こうくう)内の健康を維持するのに欠かせないのが歯医者への通院。通う頻度について質問したところ、3人に1人以上は「3年に1回以下の頻度」と回答し、ほとんど歯医者にはかからないことが判明。通う人の中で多かったのは「3カ月に1回(20%)」「半年に1回(18%)」で、中には「2週間に1回(2.4%)」、「週に1回以上(1.2%)」とかなりの頻度で通っている人もいることがわかった。定期的な歯科検診の受診については「受ける(52%)」が半数を超え、習慣化している人とそうでない人で二極化していることがわかった。

また朝夜に歯を磨く人は多くいる一方で、職場や学校などの外出先で昼食後に歯を磨くのかという質問では、「磨く」と回答した人は4割弱。「磨かない(63%)」人が多数派となった。また日常の歯磨きで使用するものについては、約半数が「歯ブラシのみ(49%)」と回答。続いて「歯ブラシとデンタルフロス(23%)」という組み合わせの人が多かった。歯ブラシだけでは歯の汚れは取り切れないという事実が一般化している中、歯ブラシのみを使用する人が多数いることが判明した。

(よろず~ニュース調査班)

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