【天才的着眼点】福山雅治が指摘する危険な言葉“一生モノ”そのワケは?「確かに」「都合のいい言葉かも」

<記事提供:COCONUTS>

毎週土曜日の22時から放送されているラジオ番組「福山雅治と荘口彰久の『地底人ラジオ』」(渋谷のラジオほか)。

3月30日の放送では、福山さんが家具を買う時に気を付けるべき店員の一言について語り、注目を集めています。

(画像:時事)

■福山雅治、家具を買う際に気を付けるべき一言明かす「変わり続けるんですよ、感覚って」

アーティストとして成功し始めた20代半ば、160~170㎡ほどの広い部屋に引っ越した福山さん。

その際、ほとんど家具を持っていなかったため、インテリアコーディネーターを紹介してもらい、1000万円で家具をそろえてもらったと言います。

福山さんによると、3人掛けソファー、ローテーブル、トルコカーペットなどいろいろそろえてもらったそう。中には高級なものもいくつかあったのだとか。

ところが、それらは「もうなくなっちゃった」とあっさり明かす福山さん。

なぜかと言うと、引っ越しをすると新しい部屋の雰囲気や色合いに合わなくなるため、家具も新しいものに変える必要があるからだそう。

「引っ越すたびに、1千万円かけてそろえた家具の一つ一つが消えていくわけ」と言い、なんと現在残っているのはソファー1脚だけだと言います。

■「えい!」と思って買うのは「自分に言い訳」

福山さんいわく、大事なのは「変わり続けるんですよ、感覚って」ということ。そして、「あまり当てにならない言葉」として、商品をすすめる側がよく言う「一生モノです」を挙げます。

福山さんはズバリ「この『一生モノ』は厄介で、実際一生モノになっているものもありますが、『一生モノだからいっか』と思って買ったものは大体その人の一生モノになってない」と指摘。

「結果として一生モノになっていくのは、『一生モノだからいっか』なんてことすら考えずに買ったものは一生モノになってるけど」と、何も考えずに買ったものこそ自分にとってずっと大切な“一生モノ”になると言います。

そして「『一生モノだから、えい!』って、買ってる、その『えい!』がある限りは、やっぱその時に納得してないんですよね」「納得させるために、『一生モノだから』って自分に言い訳してるから、大体一生モノになってないのが僕の経験です」と断言していました。

■福山雅治の考え方にリスナーも共感「確かに。経験あるわ」

家具についてはなかなか“一生モノ”が残っていない福山さんですが「でも、ギターなんかはそんなこと考えてないから」とのこと。

ギターについては「一生モノだから」などと考えずにインスピレーションで購入したため「ずっと一緒にいますね」と明かしました。

今週の放送に対し、ネット上では

「引越すたびに家具が合わない!!…確かに。経験あるわ」

「“一生モノ”って言葉 売る側にとって都合のいい言葉かも」

「たしかに、どんな高級なものも一生モノ、とはなかなかいかない」

との声が上がっています。

福山雅治さんの考えに共感できた人は多いようです。“一生モノ”という甘い言葉の罠には気を付けたいですね。

【番組情報】
福山雅治と荘口彰久の「地底人ラジオ」
https://audee.jp/voice/show/79500

(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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