中国能源建設集団、23年の境外売上高500億元超す

中国能源建設集団、23年の境外売上高500億元超す

中国能源建設集団傘下、中国能建葛洲壩(かつしゅうは)集団の子会社が建設されたウズベキスタン・カシュカダリヤ州にある太陽光発電プロジェクト。(2023年12月27日撮影、タシケント=新華社配信)

 【新華社ボアオ4月2日】中国海南省瓊海(けいかい)市博鰲(ボアオ)鎮でこのほど世界の経済・環境問題などを幅広く議論するボアオ・アジアフォーラムの2024年年次総会が開かれた。中国発電所建設大手、中国能源建設集団の宋海良(そう・かいりょう)董事長はフォーラムで、気候変動に対応し、生態環境の質を高め、世界的なグリーンシフトの加速を後押しするため、同社が風力・太陽エネルギーやエネルギー貯蔵など新エネルギー分野への投資を積極的に拡大していることを明らかにした。

 同社は現時点で世界147カ国に拠点を構え、2023年の境外(外国と中国香港・マカオ・台湾地区)での契約額は2800億元(1元=約21円)以上に上り、売上高は500億元を超えた。宋氏はグリーンシフトを推進する上で国際協力がきわめて重要だと指摘した。中国はここ数年、新エネルギー分野で著しい進展を遂げており、新エネルギー車(NEV)や太陽光発電、風力発電などの分野で世界の先頭に立つだけでなく、エネルギー貯蔵とグリーンエネルギー技術分野でも重要な進展を果たしていると説明した。

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