知ってるようで知らないマスターズ豆知識「タイガー・ウッズはオーガスタの屋根裏部屋に宿泊した」

オーガスタナショナルの屋根裏部屋の内装もマスターズカラー(撮影:GettyImages)

いよいよ4月11日(木)からオーガスタナショナルGC(米国・ジョージア州)で、マスターズが始まる。2021年大会で日本人初優勝を果たした松山英樹の活躍も気になるところだが、マスターズといえばコースや歴史など、さまざまな逸話が存在する。そこで知っているだけでテレビ観戦がさらに面白くなり、ゴルフ仲間にも自慢できる豆知識を紹介しよう。

●オーガスタには屋根裏部屋の宿泊施設があって、タイガー・ウッズが宿泊したことも
オーガスタの屋根裏部屋の宿泊施設、クロウズネスト( カラスの巣)。アマチュア招待選手は1泊12ドル程度でここに宿泊できる。マスターズ・グリーンの緑の絨毯と白い壁、ベッドも緑の毛布に純白のシーツが使われている。1番ティまで50ヤード。タイガー・ウッズも1995年、アマチュア時代に泊まった。
 
●チャンピオンズ・ディナーの始まりは?
1952年のトーナメント開催中、ディフェンディング・チャンピオンのベン・ホーガンが歴代の優勝者全員を招待し、夕食会を開いたのがきっかけ。当時は、「チャンピオンズ・ディナー」という名称ではなく、「マスターズ・クラブ」という呼び方だった。
 
●地下室にはビンテージワインがずらり
クラブハウスの地下室にワインセラーがあり、世界の逸品、ビンテージワインがずらっと並んでいる。メンバーのひとりが大のワイン好きで、コツコツと集めたものが多いのだが、注文してもお金は取らない。彼の遺言書に「このワインの請求書は、私に回して下さい」という一文があったからだ。
 
解説・三田村昌鳳
みたむら・しょうほう/ゴルフジャーナリスト。1949年生まれ、神奈川県出身。74年以来、40回以上マスターズを取材。95年米国スポーツライター・ホールオブフェイム、96年第1回ジョニーウォーカー・ゴルフジャーナリスト賞優秀記事賞など受賞。日蓮宗の僧侶として自坊の住職も兼ねる
 
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