早くも田植えがはじまる 県南の早場米どころの1つ阿南市那賀川町では例年より1週間ほど早く【徳島】

県南の早場米どころの1つ、徳島県阿南市那賀川町では早くも田植えが始まっています。

那賀川町では、約1200戸の農家が米作りをしています。

このうち、那賀川町上福井では、例年4月上旬ごろから早場米を植え始めますが、2024年は、専業農家の米田正次さんの水田では、1週間ほど早い3月31日から田植えを始めました。

所有する約1.7ヘクタールの水田に、約15cmほどに育ったコシヒカリの苗を植えます。

米田さんの話では、夜の気温が10℃を下回る日が多くなると苗の生育が遅れ、豊作が望めないとのことで、温かくなることを願いながらの作業です。

(専業農家 米田正次さん)

「実りがつくころに寒暖の差が大きければ、美味しいお米が収穫できる」

植えられた苗が順調に育てば、8月上旬には稲刈りが始まります。

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