前節負傷の久保建英、途中交代は“予防措置”か…次節アルメリア戦出場の可能性も?

直近の試合で負傷したレアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英だが、幸い重傷ではないようだ。4月1日、スペイン紙『アス』が伝えている。

久保は現地時間3月31日に行われたラ・リーガ第30節のアラベス戦(1-0○)に、右ウイング(WG)として先発出場。攻撃の起点として随所で好プレーを披露していたものの、前半終了間際の44分にボールに向かってスプリントした際、右ハムストリングを痛めてプレー続行が不可能に。そのままスリナム代表FWシェラルド・ベッカーとの交代でピッチを後にしていた。

その後の状態に注目が集まっていた久保だが、長期離脱を強いられる可能性は低いようだ。この度『アス』が報じたところによると、アラベス戦での途中交代は、負傷の悪化を回避するための“予防措置”としての意味合いが強かったとのこと。右ハムストリングに違和感を覚えた程度のものであり、筋肉損傷等の深刻なケガではないという。

ケガの程度を正確に把握するべく今後さらなる検査を受ける予定の久保だが、既にレアル・ソシエダの理学療法士による治療が開始されている模様。この数週間で何も問題が発生しなければ、現地時間14日に本拠地『レアレ・アレーナ』にて予定されているラ・リーガ第31節アルメリア戦に出場する可能性もあるという。コパ・デル・レイ(国王杯)決勝が開催される今週末にはラ・リーガの試合が予定されていないため、久保はアルメリア戦に向けて回復とコンディション調整に専念することができるだろう。

一昨年夏にレアル・ソシエダへ加入した久保は、在籍2年目の今シーズンも中心選手として躍動。ここまで公式戦34試合に出場し7ゴール4アシストをマークするなど、チームの攻撃を牽引している。

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