前回の話
表向きにはふり子さんと彼氏が上手くいくよう応援する良し男さんですが、心の中ではふり子さんへの自分の気持ちを抑えるのに必死。しかし、もしも不倫してバレたら・・・と想像し、会社で人事処分や同僚からの信頼を失うことになるとリスクの大きさを考え、冷静になるのでした。そのとき、「外面さん」と電話からふり子さんの声が聞こえ・・・。
【７９】外面がいい夫の本性について～外面の良い夫が不倫してました～
「２３日、前と同じカフェで良いですよね？」
「そうだな」
次の会う約束をしながら、
（相談会これが最後かもな）
と思っていた良し男さん。
すると、ふり子さんが
「あっあと、奥様が怒って外出されたって聞いたので心配で突然お電話してしまいましたが」
「次にお電話する時は確認しますね」
次に電話をかけるときはすみれさんが居ないか確認してからかけると言うふり子さん。
その言葉に
（次・・・いやいや、深い意味はない）
次を期待してしまう気持ちを、深い意味はないと思い直す良し男さん。
「そうだな、変に誤解されたらふり子さんにも迷惑かかるし・・・そうしてくれると・・・」
「助か・・・」
と言いかけたその時、
ガチャッ
玄関のドアが開く音がして・・・
続きます。
岡田ももえ
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良し男さんへの気持ちはないと思わせつつ、密かに関係を少しずつ深めようとするふり子さん・・・（汗）
［ママ広場編集部］
